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あの日 あの時
- npocommu
- 2014年8月8日
- 読了時間: 2分

あなたにとっての「あの日」「あの時」はいつですか?
あの日あの時のひとつひとつの出来事が、いまにつながっている。
いまの私と、活動への想いとを、支えてくれている。
でも、あの日あの時には、まだ、わからなかった。
1996年8月8日
偶然、あの階段で会った。
なんだろう、不思議だね。
「神様が与えてくれたひと時のゆとり」だと、言った。
私にとっては、どんな意味があるのだろう…
その日の日記には、そう書いてあった。
でも、いまは「あの日の意味」「あのひと時の意味」がわかる。
あのひと時があったからこそ、その人からもらったものを、学びにすることができた。
そして、あの日から13年後に、私はCommu(コミュ)を立ち上げ、その人はこの世を去った。
活動していると、原点やモチベーションについてきかれる。
いまは、原点といえる出来事も、モチベーションといえる頑張れる源も、自分の中にしっかりとある。
けれど…それは、あの日あの時から何年か経って、あの日あの時を今の自分に照らしたり、今までの自分を編集して、見つけたものだ。
そう、誰でも「あの日」「あの時」があり、そこから何かを見つけることができるのだと思う。
だからこそ、いま、自分には何もないと思っている人や、私にはできないと思っている人に、伝えたい。
いま、自分が思ったこと、感じたことを大切にして、ちょっとだけでいい、何らかの行動をしてみてほしい。
私が、「あの日」「あの時」を自分の中で位置づけることができたのは、「あの日」「あの時」のことを、「日記につけていた」からだ。
ただ、それだけのことだ。
そんな些細なことが、ちゃんと自分の道に、なっていく。
私は、そう思う。
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