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あの日 あの時


あなたにとっての「あの日」「あの時」はいつですか?

あの日あの時のひとつひとつの出来事が、いまにつながっている。

いまの私と、活動への想いとを、支えてくれている。

でも、あの日あの時には、まだ、わからなかった。

1996年8月8日

偶然、あの階段で会った。

なんだろう、不思議だね。

「神様が与えてくれたひと時のゆとり」だと、言った。

私にとっては、どんな意味があるのだろう…

その日の日記には、そう書いてあった。

でも、いまは「あの日の意味」「あのひと時の意味」がわかる。

あのひと時があったからこそ、その人からもらったものを、学びにすることができた。

そして、あの日から13年後に、私はCommu(コミュ)を立ち上げ、その人はこの世を去った。

活動していると、原点やモチベーションについてきかれる。

いまは、原点といえる出来事も、モチベーションといえる頑張れる源も、自分の中にしっかりとある。

けれど…それは、あの日あの時から何年か経って、あの日あの時を今の自分に照らしたり、今までの自分を編集して、見つけたものだ。

そう、誰でも「あの日」「あの時」があり、そこから何かを見つけることができるのだと思う。

だからこそ、いま、自分には何もないと思っている人や、私にはできないと思っている人に、伝えたい。

いま、自分が思ったこと、感じたことを大切にして、ちょっとだけでいい、何らかの行動をしてみてほしい。

私が、「あの日」「あの時」を自分の中で位置づけることができたのは、「あの日」「あの時」のことを、「日記につけていた」からだ。

ただ、それだけのことだ。

そんな些細なことが、ちゃんと自分の道に、なっていく。

私は、そう思う。


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